要点
・発注者目線で仕事を頼みたい人の特徴をまとめ
・必ずしも「スキルが高い人」にお願いしたいわけじゃない
・「コミュニケーションコストの低さ」が重要
※ ある程度のスキルは前提条件
最も重要なこと
・仕事を受ける側の立場として重要なことは?
・「スキルの高さ」ではない
・「コミュニケーションコストの低さ」が大切
※ ここまで聞いて、この後の説明が想像できるか?
ここで理解できる人がいる。それがコミュニケーションコストの低さ。そんな人に仕事を頼みたい。
発注側の思いや意図を考慮できるか
・発注者が完璧に要望を並べてくれることは、むしろ稀
・「この商品のLPをこんな感じで作ってください」
・イケてる人と、ダメダメな人はここで別れる
※ LP:ランディングページ(広告リンクの飛び先ページ。着地ページ。ランぺ。)
ダメダメな人
・「わかりました。詳細を詰めたいのでZoom会議の日程を調整させてください」
・「ラフを作りたいので、参考になるURLをいただけますか?」
・「サーバーが必要ですが、ID/PASSをいただけますか?」
※ 発注者はめんどくさいことをしたくない。手を取られたくない。
イケてる人
・「わかりました。早速ラフを作ったので確認していただければ幸いです。問題なければ制作に入ります」
・「サーバーとドメインはこちらで用意しますが、このドメインで問題ありませんか?」
・「こちらが納品データとURLです。修正を希望する箇所があればお申し付けください」
※ イケてる人はすぐにラフを作ってくれる。簡単なもの。10分程度の超ラフ。
※ ITリテラシーが低いようなら、サーバは準備してくれる。
※ ダメダメな人と比べると、発注者は圧倒的に楽。
何が違う?
・イケてる人は、「顧客に面倒な思いをさせない」ことを重視する。
・会議はゼロ、確認事項・メール往復は極力少なくする
・「最短で提案して、あとから必要があれば修正対応」くらいで進めている。
※ ダメダメな人は、最初のものを出すのに時間がかかる。
発注者はなぜ外注するのか?
・答えは「ラクして売上を増やしたいから」
・決して、スキルレベルの高いものは求めていない
・内容次第では、依頼内容を否定することもありうる
それ、本当に作る意味ある?
・顧客が「Youtubeチャネル」を作りたがっている
・イケてる人は、「そもそもそれ必要ですか?」「こちらの方が良くないでしょうか」と逆に提案する
・場合によっては仕事を断る
※ 自分の仕事がなくなってもOK。信用・信頼を得ることができる。
発注者は「ラクして稼ぎたい」
・コミュニケーションコストが低い人は、発注者の究極的なモチベーションを理解している。
・「ラクに稼げる」よう、徹底的にサポートしてくれる
・「どうすればこの人がラクに稼げるだろうか?」を考える
発注したいと思える人の特徴
・ブログ、SNSやYoutubeから人柄とスキルが伝わってくる。事前に成果物確認ができる
(やっていない人、出せない人は「論外」)
・軽くやり取りをして、「話が早いし提案力がある」と感じる
・カネのために仕事をするのではなく、こちらのことを考えて、誠実に断ることができる。
※「〇〇さんは、これやった方が良くないですか」
※「これ、やめましょう」もあり。
■まとめ
・受注側は「傭兵」
・雇い主が安全な寝床に寝ている間に、敵と戦って勝利を掴む存在
・プロとして誇りをもって、顧客に仕えよう
■おまけ
・それが嫌なら、苦手なら、自分で発注側になる(起業する)のがベター